「この資料、どうかな?」
AIに見せると、「いいですね!」「分かりやすいです!」と返ってきた経験ありませんか?
そういう感想求めてないんだけど…
確かに私の聞き方が悪かったというのは反省。「どうかな?」って漠然としすぎですもんね。
でも、私が欲しいのは感想じゃなく、直すべき穴とその理由だったんだけど…。そういうのを意図的に読み込んでくれたら、凄い助かるのになぁ(*´▽`*)
さて、こういう時こそ、AIへの聞き方を変えてみるんです。だから私は、遠回しに聞くのをやめました。もう露骨にいきます。
「この資料なんだけど、全然ダメだよね。問題が多いし、抜けも多いし。何がダメって説明しなくてもいいよね」
これを入れた瞬間、AIの態度が変わります。急に辛口。
人間が先にダメ出しをすることで、AIもそれに乗っかかって「私も実はそう思ってました!」なんて言い始めます。
面白いのが、その文章はあなたがべた褒めしてた文章だった。なのに、聞き方を変えただけで欠点を何個も出してくる。
……このAI、どこまで信用していいんだろうか(;´・ω・)?
AIは褒める人にも、けなす人にも合わせる
ちなみに、AIがいつも同意してくるわけじゃありません。学習傾向のことを話すとするならば、AIが質問文の空気まで読んで答えることです。
「いい資料だよね」と聞くと、いいところを探してくる。
逆に「全然ダメだよね」と聞くと、今度は悪いところを探してくる。
聞いた方向に、ついてくるんです。
人間の会話と同じで、同じ主張をしておけば無難かなってところです。ほんと、そういうところは人間って感じします。
「この資料なんだけど、全然ダメだよね。問題が多いし、抜けも多いし。何がダメって説明しなくてもいいよね」
今回例としてあげた、「全然ダメだよね」は、普通に聞くと出ない反論や抜けを洗い出したいときに重宝します。ダメ出ししてよりも強い口調です。
また、こちらから問題点を指定しないので、自分が見落としていた場所にも批判役の目が向きます。
・この資料、全然ダメだよね。
・問題も抜けも多いと思う。
・何がダメかはこちらから指定しません。
・原文を引用して、問題の理由と直し方を書いてください。
例えば「文章が長い」と先に書いたとします。
そうすると、長いところばっかり探してきます。
何がダメかを伏せたまま、いったん疑わせる。この段階では、それで構いません。
ただ、ここで事故ります。
出てきた指摘を、全部そのまま採用したときです。
AIは批判役を頼まれた以上、役目を果たそうとします。
問題が2個しかなくても、「5個出して」と言われれば残り3個をひねり出すことがある。それだけならまだしも、嘘を作り出すこともあるので注意は必要です。
そこで効くのが、逃げ道です。
件数に、あらかじめ抜け道を作っておく。
・重い問題を最大5件まで出してください。
・5件に満たない場合は、無理に増やさないでください。
・問題と判断できない箇所は「判断できない」と書いてください。
「必ず5件」じゃなくて「最大5件」。
たったこれだけです。
地味ですよね。
でも、ないものをでっちあげにくくなります。
あとは「必ず、改善できるようにフィードバックしてください」というフレーズも覚えておくといいですね。
今回のように、問題点を探す場合は別のAIを使うのも手です。例えば、ChatGPTで作った資料をClaudeでチェックしてもらう感じ。
その際は役割を分担します。
例えば、文章などを作る役割をChatGPTに任せる。生成物を診断させて批評や問題点探して壊してもらう役割をClaudeにさせるって感じです。
作ったものを壊すだけじゃ意味がないので、それをどう作り変えるか判定させる役割も必要です。ここに関しては新しいAI増やしても仕方ないので、新規チャットでリセットするのがいいかな。
判定させる時はこのようなプロンプトを使ってみましょう。
これから資料と、その資料への指摘リストを貼ります。
指摘が正しいかどうかを、資料の記述だけを根拠に判定してください。
判定は「採用」「保留」「却下」の3つで書いてください。
却下する場合は、資料のどこを見てそう判断したかを書いてください。
判定/却下の意味は、単純にチェックさせるのではなく、何がいいか悪いかの合格ラインを決めるイメージです。
壊す段階で10個指摘させたとしても、10個修正する暇はありません。なので、その中でも問題なさそうなものがあれば採用するという形をとるようにするため、合格ラインを決めます。
それと、「私が作りました」は言わないこと。
判定させるとき、自分が作ったことを伏せるんです。
「私が作った資料なんですが」と書くと、AIは気を遣います。急に語尾がやわらかくなって、「ここは良い点もありますね」とか言い出す。
新規チャットにするのも同じ理由。
同じチャットの中だと、さっきまで褒めてた記憶を引きずるので。
今回の記事で、結局何すればいいんだろう?って感じた方、次のようなことをやってみてください。
成果物を作る(記事、資料、プログラム)
他のAIに改善点を洗い出させる(他のAIがない場合は新規チャットで開く)
改善案を出してもらい、より良いものを作る
これだけです!
ぜひ、やってみてくださいね。おわり。
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AIは褒めても、けなしても、こちらの聞き方についてきちゃうんですね…!😳
「作る・壊す・判定する」で役割を分ける発想いいですね🌈