尻がかゆくてやったこと10選、AIにも「病院へ」と言われて終わりました。
人は、痛みには意外と強い。
痛みには「理由」があるからだ。ぶつけた、切った、捻った。
原因と結果がはっきりしている痛みは、納得して耐えられる。
それにどの家庭にも、「イブ」という魔法の鎮痛剤がある。
これを飲めば大抵のことは何とかなる。
でも、かゆみには理由がない。
なぜ、かゆいのか。どうしてかゆくなったのか、 理由が分からないまま、かゆい。
こればかりはどうしようもない。
ここ最近、尻がかゆいというだけの理由で、仕事の集中力が消え、副業の手が止まり、夜中に何度も目が覚めた。
これは、その全記録である。
レベル1:かゆみ止めを塗る
最初は単純だった。かゆいなら、かゆみ止めを塗ればいい。 かゆみ肌の治療薬。ムヒソフト。 先に書いておくが、これがベストな塗り薬かは尻しか知らない。
3分だけ効いた。 3分後、また塗った。
レベル2:痔の薬を塗る
何日か経過した。改善しない。
次に考えたのは「痔」の可能性だった。 まず宣言しておくが、痔を患ったことはない。 しかし、なんか尻の穴の周りに、できものがある感じがする。
痔の薬を塗った。
CMでおなじみのボラギノールである。ジニーハボラギノールのあれである。
特に解決しなかったが、痔の薬はすごいという勝手の思い込みから、効果はあった気がする。多分。
レベル3:塗りすぎて、たぶん悪化した
効果を感じられないとき、人は「量」に頼る。
とにかく塗り込んだ。パンツをはいた時に冷たく感じた。
別の意味で後悔した。
かゆみは消えていない。 その場はパンツが湿ったという事実だけが残り、後で調べると塗り過ぎも良くないことを知った。
レベル4:保冷剤で冷やす
ここで方向転換した。
保冷剤を使い、患部を冷やした。
保冷剤を当てている間、天国があった。
本当に一瞬でかゆみがひいた。あんなにかゆかったのに。
問題は、その天国が長くは続かなかったことだ。
保冷剤が温くなると、かゆみは何事もなかったように戻ってきた。
あと、凍った保冷剤は尻に刺さって痛い。
ただし、痛い。 冒頭にも書いたが痛みは我慢できる。よって、問題はなかった。
レベル5:熱さまシートを細く切って貼る
実は便利だったのが熱さまシート。一口サイズに切って、患部に貼る。 尻の呼吸の際に塞がれている感があり、若干息苦しいのが欠点。
が、1枚のシートを細かく切るので結構コスパはいい。 結果は、保冷剤とほぼ同じだった。ぬるくなるまではいい感じ。
レベル6:首用の冷却グッズを尻に当てる
保冷剤の段階で1つ疑問点があった。
尻に挟んだ保冷剤を弁当箱に入れるのかという点だ。
洗えばいいのか?消毒すればいいのか?
考える。 流石に倫理観が勝った。その保冷剤は捨てることにした。
そこで登場したのが夏場に首に巻くタイプの冷却グッズ。
これはいい。
何がいいって、カドが刺さらない。
丸みを帯びているのでいい感じに、尻にハマる。
しかし、保冷剤と同じことが起きた。
「尻に挟んだこれ、洗って冷凍庫に冷やすのか?」ということ。
・・・悩んだ末にやめた。 しかし今回の品は、水に濡らせば自動的に冷えるという優れもの。 効果は1~2分ほどしか持たず、意味はなかった。
涼しさは確かにあった。ただ、的が外れている感覚も同時にあった。これは首のために設計された道具で、尻のために設計されてはいない。
レベル7:現状確認
6つの対策をやって分かったのは、自分が何と戦っているのか、自分自身が一度も見ていないという事実だった。
見えない部位の状態を把握するため、スマホで撮影することにした。
それはもう、ひどい光景であった。 下半身まっぱで、大股開き、スマホを構える。
角度が合わない。ピントが合わない。ブレた尻の写真が写真フォルダに並んだ。 場合によっては動画を撮影して、低速再生して、患部を探す。 ようやく撮れた一枚には、赤く腫れた部分と、傷のようなものが写っていた。
写真を見た瞬間、「かゆい」という言葉で扱っていた問題が、実はもう少し具体的な問題だったことに気づいた。
そして、その写真と動画は、すべて削除した。万が一を考えたら、これしかなかった。
レベル8:AIに相談する
最終的に写真は消したが、消す前にAIに、写真を送って相談した。
個人情報漏洩とか学習リスクがある中で、尻の画像だけ送っても問題ないだろうという判断だ。尻の画像を学習されても問題はない。
「医療機関の受診をおすすめします」という、誠実で、無難で、何の救いにもならない回答だった。
そうだよな、と思った。
レベル9:病院問題
病院に行こう、とは思った。思っただけで、2週間くらい経った。 かゆければかけばいいだけなのだ。それで放置してた。
問題は、これが皮膚科の話なのか、肛門外科の話なのか、自分でも判断がつかないことだった。
肛門外科を検索すると、手術についての情報が次々と出てきた。情報を集めるほど、行動が遠のいていく。予約が必要なのか、突発的に訪問していいのかも分からなかった。
結局、行かなかった。
レベル10:深夜戦
昼間は、仕事や作業に気を取られている間だけ、かゆみは存在を弱める。 かゆい時は仕事すれば紛らわせた。無理ならかけばいい話。
問題は夜だった。 昼間は我慢できたのに、「さあ、副業するぞ!」と構えた瞬間にかゆみ地獄が待ってた。 我慢できずにベッドで横になる。冷房をつけて、ズボンを脱いで、尻丸出しで、冷気で直接冷やす。
1枚しかない扉を誰かに開けられたら大変だ。スリルとかゆさと闘った。
最後に…
痛みより、かゆみのほうが人を追い詰める。
これは今回、身をもって確認した。 色々と試行錯誤をした。
最後に分かったのは、これだった。
人生で一番大事なのは、夢でもお金でもなく、かゆくない尻だった。
ちなみに、この一連の戦いは誰にも共有していませんでした。
こんなどうでもいい話に付き合ってくれてありがとうございます。
また反応多ければ、やらかした時に何か書きます。




わかります😂
かゆみって集中力を全部持っていかれますよね😂
わたしは最近お風呂上がりに蕁麻疹が出るようになって皮膚科へ。
早めに診てもらうのが一番の近道だと実感しました😊
じゃないともう、我慢できない!
若くして痔を患ったものですが、恐らく肛門科が正解です、
何故なら肛門科の先生はケツを見慣れていますが、皮膚科の先生がケツを見慣れているかはわかりません。
見慣れていない可能性のある人より、毎日のように見ている人のほうがまだ恥ずかしくないと思いませんか?
という主観バリバリの判断です!笑